2014年10月13日月曜日
夜通し、ビート談義
今日、久々にRamzaくんの『Gerald』という作品を聴いていました。
調べてみたら、これがフリーダウンロード作品としてリリースされたのはもう3年も前の話。恐ろしい時の流れの早さです。
YouTubeにも何曲かアップされているので聴けますが、bandcampのリンクはもうう死んでて、今はDL不可っぽいですね。
The Magic - Ramza
国内外問わず、ビートを掘るのが大好きなのですが、Soundcloudやbandcamp、ブログ、Twitter以外にも探すのにいいツールやサイトは無いかな、と常に考えています。
何かオススメのサイト等があったら教えてほしいです。
僕が音源を作るにあたって何処を一番聴いてほしいかというと、第一にビートです(勿論そうでない曲もありますが)。
「お前ラッパーなんだからそこラップが一番じゃない時点でクソだろ」という罵倒も飛んできそうですが、この優先順位はこの先も揺るがないと思います。
もちろん、言葉のチョイスとボキャブラリー、ストーリー、オチ、パンチラインはラッパーならば磨かなければならない点だとは十分理解しているつもりですが、そう強く思いながらリリックを書いていても、出来上がったものはやはり、自分なりに、そのビートに対してのアプローチ、リズム、フロウ、耳障りに重きを置いた曲になってしまいます。
因みに、RAITAMENとのユニット「5KIGEN KID'$」の結成のきっかけは、ビート選びのセンスが似ているという所で、これまで作った2曲はMoods、Snakehipsという所謂Future Beat系と呼ばれるビートメイカーの曲を使用しました。
Future Beatを使用したヒップホップといえば最近ではGoldlink辺りが有名ですが、Goldlinkは日々のSoundcloudディグの中で気になったビートメイカーにメッセージをしてビートを集めているそうです。
僕もこの方法はトライしてみたいな、と思ったりしています。
一緒にAPMPというユニットを組んでいる、東京在住のビートメイカーであるMonkeypunksとはある種そういう出会い方だったのかもしれませんが。
日本では「中高生もラップするようになって、ラッパー増えたな~」なんて言っていますが、それと同じようにビートメイカーもどんどん増えていってほしいですね。(今、一緒に曲をやろうと言っている長野のToyu君は18歳とかだったかな)
僕が所属するPitch Odd Mansionにも何人か腕利きが居て、ボスのShintaroや、先日沖縄の赤土とのコラボレーションを果たしたSweet William、謎が多い覆面ビートメイカーSoul Bambooというメンツがバラエティに富んだビートを用意してくれています。
Sweet Williamは沖縄の赤土周辺とリンクし、最近ビデオもアップされていました。すごい。
Boogie Sun - HiNaLow (pro. Sweet William)
Forest Chair - Soul Bamboo
とにかく「夜通し、ビート談義」、僕にとっていいビートをゲットする事が、音楽をやる上で一番楽しく感じるポイントかもしれません。
特に5KIGEN KID'$の曲に関しては、そこに注意して耳を傾けてほしいです。
オススメのビートメイカーが居たら、ツイッター等を通じて教えてくださいね。
最後に、ここ最近でグッときた曲を貼って終わりにしたいと思います。
DJしたいな。
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